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住宅設計の窓の配置言うまでもなく住宅は立体的なものです。しかし注文住宅の計画を練る際にはどうしても平面的に考えてしまいがち。平面図の影響もあるのでしょう、1階は1階、2階は2階と別々に検討することが多くなります。意識してもせいぜいトイレやバスなどの距離や階段の位置程度。しかし窓の配置を検討する際には住宅全体を立体的に考えておく必要があります。


言うまでもなく風や光は高さに関係なく通り過ぎ、注ぎ込んできます。2階に設置した窓からの光や風が1階に影響を及ぼすことも多いのです。吹き抜けを採用している注文住宅ではなおのこと。2階は2階、1階は1階と分けて考えてしまうと、その点に考えが向かなくなってしまいます。

窓の配置を立体的に検討する際のポイントとしては、熱の特質を踏まえておくこと。実生活を送っていればわかるように、熱は上へと上昇していく傾向があります。ですから、1階の熱を高い位置にある窓で逃がすよう配置することで涼しく、通気のよい注文住宅を建てることができます。吹き抜けや階段、あるいは2階の廊下など適度な場所に窓を配置しましょう。リビングなど熱が溜まりやすい場所の空気を逃がせる場所が理想的です。


また、正反対の位置にうまく取り付けることも重要です。風は基本的にまっすぐ通り抜けていきます。たとえば南風は北の窓から逃げていくわけです。明るい環境にしようと南に大きな窓を設けたものの、北側にその風が逃げる場所がないと、夏に室温が急上昇してしまいます。風が入り込む場所と逃がす場所の両方を意識することも注文住宅では忘れないようにしましょう。